麻薬王、CIA、アメリカ政府を手玉にとるクレージーで目まぐるしい実話アクション・アドベンチャー「バリーシール」。
題材となっているのは映画タイトルにもなっているバリーシールという男の半生で、アメリカ大手航空会社TWA元パイロットで、後にCIAから雇われたり、メデジン・カルテル(コロンビア犯罪組織)の大麻薬密輸人となったりした男の話・・・破天荒極まりないですね・・・。
今日はそんなバリーシールを演じる我らがトム・クルーズの映画中に着けているパイロットウォッチについてお話していきたいと思います。
映画前半で見られる白文字盤のパイロットウォッチ?
映画前半で見られるBUNDのようなストラップをまとった白文字盤の時計。
サイズ感は40~42mm程のケース径でしょうか。
BUND STRAPなので、パイロット役にはパイロットウォッチなのでしょうね。
クロノグラフではなく、3針のシンプルな時計を選んでいるのは、強いこだわりを勝手に感じてしまう・・・。
ちらっと映り込むのですが、しっかり映っている瞬間が無く、どこのブランドかは普通に観ているだけではわかりづらいですね・・・。
BUND STRAPとは?
BUND STRAPとは時計の裏(背)側にアテとなるものが一体化されているベルトのことです。
(実際には一体化はされておらず、アテだけを取り外すことができるタイプのものもたくさんあります)
なぜ裏側にアテが装備されているのかというと、
航空機のコックピット内での急激な温度変化に対して、直接時計のケースが肌に触れることによる金属火傷を避けるためです。
確かに、サウナに金属のネックレスを外し忘れて入ってしまったときに、
「あつっ!!」ってなりますが、きっとその比ではないんでしょうね・・・
まさにBUND STRAPは機能美。そういった時代背景を感じさせてくれるアイテムというのは特別な魅力がありますね。
撮影現場?にて
トム・クルーズ氏は映画でも自前の時計を着けたりすることも多いようなので、自前のものなのでしょうか??
ん~?何か情報はないかな・・・と探していると、しっかり映っている写真を発見!
どこのブランドかはわかりませんが、雰囲気は伝わってきますね。
チタン?それとも艶消し加工?かなりマットな質感ですよね。
映画中盤以降からの時計は?ターコイズ?
こちらの時計は非常に「古き良き時代のアメリカ」を感じさせてくれるものですね。
映画中でもウエスタンシャツにカービングベルト、そしてこのターコイズスペシャルウォッチ(すいません、勝手に)を着けているトム・クルーズ氏は異常にかっこ良い。
※補足説明 2018年10月※
こちらのお時計はストラップを交換していると思われます。
ストラップはナバホ族のインディアンジュエリーで多くみられるタイプのものです。
かなりイメージが近いですよね。セットで販売されているものがほとんどですが、ストラップと時計は別々で購入しているのではないかと思います。
まとめ
結局何の時計なのか、はっきりしておらず申し訳ないのですが、おそらく私物かこの映画用にご自身が調達されたアンティーク物のパイロットウォッチかと思われますので、手に入れようと思っても難しいものかもしれません。
(ターコイズスペシャルウォッチも同様)
しかしながら、IWCのマークXVIII (18)に白文字盤が誕生したので、ここらへんとBUNDで試してみるのは良さそうですね。
そんなわけで試してみました!
そんなわけで、自分でストラップを制作してこちら試してみました!
うむ、悪くない、むしろとても気に入りました!!!
これがやりたくて購入したマーク18、手放せない時計の一つになりそうですね。